発言内容
・為替は2%の物価安定目標へ「注意深く進めていく」
・追加利上げの時期など慎重に検討
・インフレ予想はゼロ%から押し上げることには成功したように思う
先週の為替相場は、ドル円が157円を大きく超えていく場面もみられ
為替介入の警戒感が一層強まったように思われたが、米イエレン財務長官による
度重なる為替介入への言及により、更なる為替介入は困難を極めている。
それにより円は変わらず売られる格好となってしまっているのだ。
ドル円は若干上値は重いものの下値ではしっかりサポートされている。
ドル円以外のクロス円に関しては、「天井知らず」と言った感じになり、
ユーロ円は170円の壁を難なく突破。
ポンド円に関しても、24日の夜に200円を超す動きも出ている。
そのような中での本日の植田日銀総裁の発言にはパンチ力はなく、
一時的に円高には振れたものの、むしろハト派的な発言とも捉えられ
午後3時以降の欧州時間からは、再び円が売られている。
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