2021年10月からの災難  part2

タクシーが病院まで向かう。

向かっている車内でも、悶えながら体を左右にクネクネさせながら痛みに耐えていた。

あまりの痛みから徐々にイライラしてきて、運転手さんの「大丈夫ですか?」

「どうしたんですか?」とかいう質問にも語尾を強めて答えてしまっていた。

ようやく病院に着きフラフラと受付まで行くと、そこは救急外来も無い小さな病院で

すぐには診察が出来ないと言われた。

一応、今がどういう症状でどういう状態かと、もう耐えられないということを

伝えたが順番を待ってもらうしかないとのこと。

たしかにそうだ。

俺が逆の立場なら「具合の良し悪しで診察の順番変えるのかよ、予約の意味無いじゃんっ」

などと捲し立て、吠え散らかすことだろう。

そうこうしてる内に痛みと怒りが頂点に達した俺は、受付の目の前で

当てつけとも言わんばかりに、119をした。

まさか自分が自分のことで救急車を呼ぶことになろうとは。

周りの病院スタッフ、診察や会計を待っている人達の怪訝そうな視線などは

今の自分にはどうでも良いことだった。

どのくらいで救急車というものは到着するのだろうか?

連絡を受けて、状態と場所を聞いて、準備して向かう。

と、いった流れなのかどうかは定かではないが、どう頑張っても数十分はかかる算段で良いだろう。

ただ、この待っている時間ももちろん辛いのである。

痛い、痛い、痛い・・・痛い。

腰なのか腹なのかもわからないが、ずっと痛いし、先程から周りの視線も痛い。

そろそろ周りの視線の方が耐えられなくなった頃に、ようやく救急車到着。

もう大丈夫、もう助かった、さすがに。

短時間の間にいろいろあったが、すーっと胸を撫で下ろした。

・・・・・・・・甘かった。

神様はまだこのワタクシ目に試練をお与えになるのですね?

そう心の中で呟いていた。

救急車にストレッチャーごと挿入されたら、病院へGO-----っ

とはならない、甘い甘い。

まず生年月日、名前、住所、こうなった経緯、今の症状と事細かに聞いてくる。

・・・・・・その場でっ!!!!

なんと救急車はその場から動かない。

迎えに来た病院に停まったまま、質問を繰り返してくる。

特にどう考えても自分のせいなのだが、免許証の住所と今の住所はなんで違うのか?

ということへの問いかけが止まらない。

「色々あるんです」「面倒だっただけです」

最後に「もう勘弁してください」と漏れかけた。

ただ一つだけ言わせてくれ。

動きながらじゃダメですか?病院に向かいながら質問するのじゃだめですか?

そのあと質問が終わり、しばらくして病院に着いた頃には、

意識も絶え絶え状態であった。イロイロありすぎて・・・・

救急治療室に着くや否や、先生、看護師3~4人全員が口を揃えて、

たぶんアレだね」と腹のあたりを押したりしながら言う。

「いや、俺が痛いのは背中なんだけど」と思いながらも、正直途中から背中が痛いのか

腹が痛いのかはわからなくなっていた。

「これは、尿管結石ですね~」

尿管結石?聞いたことある。

「でもこんなに痛いものなんですか?」

一説によると世界三大激痛は

・群発頭痛

・心筋梗塞

・尿管結石(尿路結石)

知らなかった、世界を代表する三大激痛とは・・・。

だいたいの人が救急車で来院するとのこと。

痛み止めを打って、3時間ほどの点滴でちょっとは痛みが和らいだが、

まだまだ痛い。

ピークに痛かった時がちょうどイガイガボール状の石が、細い通り道を

通貨している時で、今は通り過ぎてるからさっきよりは痛みは弱いらしい。

ただ、なんと予備軍がもう2匹ほどいるらしい。

最悪だ。

助けて下さいっ。

いっぱい水飲む以外に簡単な対処法がないらしく、二日酔いの時の

対処法みたいなことを言われた。

点滴も終え、トボトボ帰路に着く2021年の災難。

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